パソコン教室の現役講師です。
せっかくパソコン教室に通っていたけど、ご家庭の事情や転勤などで突然辞めなくてはならないことがあるかもしれません。
転校を考える
もしも引っ越しや転勤などで、住所が変わる場合、
お近くに同じグループやチェーンのパソコン教室を紹介していただけるかもしれませんので、
まだ学習を続けたいという場合には、まずは教室に相談されるとよろしいかと思います。
ただやむを得ずパソコン教室を辞める場合には、前もって手続きをすることになります。
コース料金やチケット制の場合
まだ未受講分のレッスンチケットなどが残っている場合、
クーリングオフの規定に従い、
契約時に5万円以上、2か月を超える契約をされている場合には、未受講分は返金されます。
退学(解約)を決めた時点で、すぐ教室に確認と相談をしてみてください。
月謝制の場合
月謝制の場合は、クーリングオフの適用外なので、教室の規約に従い手続きをします。
私の勤めている東京・世田谷のカイカ祖師谷教室では、
前月の(原則)20日までに手続きをすれば、翌月から退学が可能です。
教室により期限は違いがありますが、前月の10日~20日ぐらいに設定されている場合がほとんどです。
このように月謝制の多くは、前月の定められた日にちまでに手続きをすれば、
問題なく退学(解約)可能になっています。
月謝制は当月に解約できない
ただし、当月になってからの退学は、月謝制ですから、当然月謝を支払う必要が出てきます。
仮に未受講分があっても返金はできませんので、
どうしても通えない場合でも、その月の月謝は支払う必要があります。
退学した月以降で、未受講分を消化する、といったことも難しい場合が多いので、
できるだけ回数を消化してから退学したほうが損はないと思います。
休学制度を利用する
教室によっては、完全に辞める退学ではなく、
数か月単位で休学ができ、その期間は月謝が発生しない、いわゆる休学制度を設けている場合もありますので確認しておきましょう。
遠方へ引っ越しの場合は厳しいですが、
一時的な入院や、長期旅行の場合でしたら、休学をすることで一時的に通わなくても済む場合があります。
ただこの場合でも、期限までに手続きをしないと月謝が発生しますので、
余裕をもって相談・手続きをするのが得策です。
入会前に確認をしておくことで慌てないように
念のために、退学方法や休学方法についても、入会前に確認しておくことをおすすめします。
特にご主人が転勤が多いような奥様の場合は注意してください。
コメントを残す