知っていると効率が良いMOS合格のための勉強方法

パソコン教室の現役講師です！

パソコン資格をとるならMOS資格！

MOS（Microsoft Office Specialist）は、非常に知名度が高いパソコン資格で、
受験者数も370万人（2016年調べ）と、パソコン系の資格の中でも最多です。

現在だと3バージョン（2010・2013・2016）で、
科目は、Word、Excel、Power Point、Access、Outlookがあります。

MOSを取るならば、
Word・Excelの２つは押さえておきたいところです。

受験にあたっては、試験を管理しているオデッセイのHPから
勤務先やご自宅の近くでMOS試験が受けれる認定校を探していただき
予約をすると良いかと思います。

MOS試験の試験官や、対策の学習を担当している私から見て
合格のための学習方法を紹介したいと思います。

MOS試験を合格するには？

どのバージョンで受験するかを決めておこう

前述のように現在、受験できるバージョンの中から
どのバージョンで受験するか？を明確に決めておきましょう。

同じWordやExcelのMOS試験でも、
バージョンによって内容や流れに違いがあります。

MOSに合格した後、MCTなどのトレーナー資格を目指している方でしたら
できるだけ最新バージョンの試験を受けておいた方がいいのですが、

転職などでスキルアップを目指している方であれば
どのバージョンで受験しても、特に差し支えはありません。

ただ、学習するパソコンのバージョンと同じバージョンで受験しないと
機能や操作に違いがあったりして、勉強が難しくなります。

ですので、学習するPCに入っているバージョンと同じバージョンを受験するのが賢明です。

どの科目が受かりやすい？

これはスキルによって個人差があります。
ですので、ここではあくまでも個人的な意見になりますが、
WordとExcelでは、Wordのほうが若干難易度が高いと思います。

Excelのほうが高機能なのですが
Wordでは、普段あまり使わないような機能が出題される傾向が強いので

日常や仕事でWordを使っている方でも、事前に試験対策をしておかないと
知らない機能を使った問題がたくさん出題されて
困ってしまうことがあります。

また、科目全体を見比べると
MOS Power Pointが若干、やさしい感じがします。

いずれにしても、どの科目も
しっかりと試験対策を施していないと、普段、そのソフトをよく使っている方でも
不合格になることがあります。

初めてMOSを受験する方でしたら、得意な科目から受験すると
自信を持って望めるかなと思います。

試験対策におすすめの教材

もし、独学でMOS合格を目指しているのでしたら、
以下のテキストがおすすめです。

大型の本屋や、ネットでも購入できるテキストです。

• FOM出版　MOS
• 日経BP社　MOS

両者とも流れはだいたい同じで、
機能をいくつかのカテゴリに分けて、
一つ一つの機能を学習していき、

最後に過去問題を、
本番の試験とほぼ同じ画面で
模擬試験を受けることができます。

そして、点数がどの程度とれたのかをチェックする流れになります。

合格点は1000点満点中、700点以上なので、
模擬試験では、800点以上がコンスタントにとれるようになるまで
やりこんでいくと良いと思います。

一言でいうと、模擬試験が大事です！
慣れている方は、模擬試験からチャレンジしてもよいかもしれません。

過去の経験から言いますと、
MOS対策を受けている生徒は、模擬試験で850点～900点ぐらいがコンスタントにとれるようになってきてから
受験の予約をご案内しています。
本番でよっぽどのミスがなければ、950点前後でめでたく合格されるケースが多いです。

MOS試験は、ほとんどの認定校で
随時試験を行っていて、予約の1週間前までに入金を済ませれば
その教室の都合にあわせていつでも受験することができます。

また、受験すると
試験終了と同時に、合格したかどうかわかります。

受験料は10,584円（Expert（上級）は1２,744円　※バージョンにより異なる）と、
パソコンの試験の中では受験料はけっこう高額ですので、
焦りは禁物です。

満を持してから受験されることをお勧めします。

もしも、パソコン教室で対策講座を受講してから
試験に臨む予定であれば、

通うパソコン教室で、
試験対策だけではなく、試験も受験できるかどうか？

ここも大きなポイントになりますので
調べておくと良いでしょう。

本番に強い！という方でしたら気にしないでも結構ですが、
環境が変わると緊張する、といった方には
できるだけ学習した教室と同じ環境で受験したほうが有利です。

試験対策しかしていない教室よりは
その教室で受験もできるMOS認定校のほうが無難かもしれません。

カイカはMOS試験会場になっていますのでいつでもお申込み試験が受けられます。

また、試験対策講座も行っていますので通いなれた教室で勉強し、試験を受けることができます。

MOS試験のメリット

Word・ExcelのMOSは、お仕事で使われる方には
もはや必須の資格だと思います。

今の時代は、ただ「Word・Excelが使えます」だけでは
どの程度できる方なのか？が曖昧です。

その点、ネームバリューも非常に高いMOS資格は
アピール力は強く、転職には有利です。

また、資格は取っただけではなく、その後の活用も大事だと思いますが、
MOSの場合、普段は使わない、知らない便利な機能も、
一通り勉強しますので、
実用においても、MOS資格を持っている人・持っていない人は
見る人から見ると、かなり違いがでます。

パソコンは効率よく仕事をするために必要不可欠ですが
応用力を身につけることによって、作業時間や内容にも違いが出ますので
同じ文書を作るのでも、大きな差となります。

そのため、MOSを取ると言うことは
これからのパソコンライフには絶対に役立つと思います。